検査機器のご紹介《血液検査編》

看護師の榎本です!


3月に行った5周年祭では、普段は入ることのない診察室より奥の部分も解放し、いつも『どのように検査をしているのか』や『どのような機械を検査で使っているのか』などを見ていただきました!
日頃は滅多にお見せすることがない部分だったため、皆様から大変ご好評をいただきました

そこで、当院の検査機器をご覧になれなかった方にも知っていただきたいと思い、今回は《血液検査機器》についてご紹介します



まず、血液検査は大きくまとめて
①血球計算
②ヘマトクリット
③生化学検査 があります。
2016-03-13-15-51-32



 















血球計算は機械で行っており、血液の固形成分(白血球、赤血球、血小板)の割合やヘモグロビン濃度やヘマトクリット値などを測定し、全身状態をみています!





































これらの数値に異常が見られた場合は、血液塗抹を作成し、本当に異常かどうか確認しています。





















ヘマトクリットは、まずヘマトクリット管という細いガラス管に血液を入れて、高速で遠心することで固形成分と血漿に分離することができます。そして固形成分が全体のどれだけを占めているかで貧血や脱水をしていないかみています!
2016-09-09-15-45-28


























 ↓ 遠心後
2016-09-11-10-52-32


























(血球計算器でヘマトクリット値も出てきますが、大切な項目でもあるので当院ではひとの目でも確認しています。)



 
生化学検査は、血液中の血漿を検査スライドに滴下し、数値化しています。
この機械では腎臓や肝臓、膵臓など内臓系の状態や電解質や血糖値をみることができます!

















当院の生化学検査機器では、体内で炎症反応が起こっていると高値を示すCRPというタンパク質の測定も可能です
そのため、院内ですぐ結果を知ることができるので、万が一高値を示した場合でも早く処置してあげることができます






当院で使用している血液検査機器知っていただいて、少しでも飼い主様の安心につながれば幸いです

下痢の原因について

こんにちは、看護師の和泉です。


急性胃腸炎になったお話を、以前のブログでもしていますが、嘔吐や下痢はとってもしんどいですよね(>_<)

汚い話になってしまいますが、私は急性胃腸炎の際になんと!!緑色の下痢が出てきました…(-。-;
人生で初めてで、かなり驚きました…



わんちゃんやねこちゃんも、下痢になるのはとてもしんどいことです(´・_・`)
そんな下痢の原因って何があるのかご存知ですか?
今日は下痢の原因について簡単にお話したいと思います!




【ストレス、疲れ】
ペットホテルやトリミングなどの環境の変化でのストレスや、季節の変わり目などでストレスや疲れを起こして、下痢になる場合があります。


【寄生虫症】
腸管内に虫が寄生してしまうことで、下痢になる場合があります。
ジアルジア症やコクシジウム症など、成犬・成猫では無症状の場合があっても、子犬・子猫や高齢犬・高齢猫の場合は、命に関わるほど重症化する恐れがあります。


【誤食・誤飲】
中毒物や異物の誤食・誤飲で下痢になる場合があります。
当院では今までに、髪の毛のゴムや人間用の軟膏、人間の飲み薬やチョコレート、キシリトールガム、ネギなど様々な異物や中毒物の誤食で来院される方がおられました(>_<)
幸いにも重症化した子はいませんでしたが、とても危険なので注意が必要です。


【アレルギー】
食事アレルギーでの下痢も最近増えています。
便の回数が増えたり、下痢や軟便が続く、おならが出るなどの症状があれば、食事アレルギーの可能性があります。


【ウイルス性腸炎】
代表的なのが、パルボウイルスという感染症です。
激しい下痢を起こしてしまい、とても致死率の高い病気です。
ワクチン接種をすることで、病気を予防できます。


【その他の病気】
免疫系の腸疾患や膵炎、消化器系の腫瘍などがあります。
消化器系の腫瘍は高齢の子で特に多いので、定期的に超音波検査を受けることをおすすめしています!





もしお家のわんちゃんやねこちゃんが下痢を起こした時には、排便の回数や便の状態もよく観察してください!


便の回数は増えないけれど、便がゆるいという場合は小腸性。
少量の便を何回もしている場合は、大腸性が疑われます。
血便を伴う下痢は、赤い鮮血なら大腸からの出血。
黒いタール便なら胃や小腸からの出血と考えられます。
大腸性の下痢の場合、とくに重い病気ではなくても、下痢が続けば腸の粘膜が傷ついて血便や粘液便になることがあります。



便の状態は、身体の健康状態を表しています。
形、色、回数、臭いなど、少しでも気になる点があれば、病院での検査をしましょうね!



看護師 和泉




 

獣医師不在のお知らせ

10月の獣医師不在日のお知らせです。


【萩森院長】

10月7日(金)午後          研修のため
10月8日(土)                 研修のため
10月9日(日)                 研修のため
10月30日(日)               研修のため



【梶村獣医師】

10月4日(火)午後
10月12日(水)午後
10月18日(火)午後
10月26日(水)午後


ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程宜しくお願い致します。

嘔吐の原因について 〜猫ちゃん編〜

こんにちは!看護師の和泉です。


前回のブログで、吐くという症状には、【嘔吐】と【吐出】と【嚥下困難】という種類があるお話と、わんちゃんの嘔吐の原因についてお話させていただきました。


今回は、猫ちゃんの嘔吐の原因についてです。

猫ちゃんもわんちゃん同様、吐いてしまうことはあります。
主な原因はわんちゃんとほとんど同じですが、中でも猫ちゃんに多い原因についてお話したいと思います。


[急性嘔吐の場合の原因]
・空腹、胃のむかつき
・食べすぎ
・速く食べる
消化できないものを食べる(異物誤食)
有毒なものを食べる(中毒物誤食)
・不安、ストレス
・乗り物酔い


[慢性嘔吐の場合の原因]
・食物アレルギー
・特定の薬剤への反応
・胃炎、胃潰瘍 
・胃拡張、胃捻転    
・感染症
寄生虫症
・炎症性腸疾患
・腸障害
・肝疾患(肝炎)
・膵炎
・消化器系の腫瘍
・腹膜炎(腹腔内感染症)
腎不全
・ホルモンの不均衡(アジソン病、糖尿病など)



猫ちゃんはこれらの嘔吐とは別に、猫草を食べて嘔吐を促すことがあることと、毛玉を吐くことがあります。



猫草は毛玉や胸やけを起こした時に、葉の刺激で胃の内容物を吐き出すために食べることがあります。

また、毛づくろいで飲み込んだ毛を、毛玉として吐き出すことがあります。
うまく吐きだせないと、毛球症という病気の原因になってしまいます。


猫草や毛玉での嘔吐は、病気ではないので様子を見ても大丈夫ですが、頻繁に嘔吐を繰り返す場合は何か別の病気が隠れている可能性があります。

猫ちゃんの嘔吐の原因で多い病気を、紹介します!


◉腎不全
猫ちゃんの嘔吐を伴う病気で多いのは、腎不全です。
高齢のねこちゃんで、慢性的に嘔吐を繰り返している場合、ほとんどが腎不全になっている場合が多いです。

腎臓の機能は、一度壊れてしまうと元に戻ることはありません。
嘔吐を繰り返している、食欲が落ちてきている、痩せてきている、おしっこの色がうすい、などの症状があれば腎不全の可能性がありますので、すぐにご来院ください。

またこのような症状が出てからでは、かなり進行している場合もあるので、若いうちから定期的に健康診断などしてあげてくださいね!



◉異物、中毒物の誤食
最近わんちゃんで多く来院されますが、猫ちゃんにも実は誤食があります!
ひもやビニールなどのおもちゃを誤って食べてしまったり、中毒性のある植物や食べ物を食べてしまったりなどで、嘔吐の症状が見られます。

異物は腸で詰まってしまうと、腸閉塞を起こしてしまい、命に関わる状態になります。
中毒物は中毒症状(痙攣発作や、急性腎不全など)を引き起こしてしまう恐れがあり、こちらも放っておくと命に関わる状態になってしまうことがあります。



◉寄生虫症
最近とても多く来院されます。
腸管内に寄生する寄生虫で、便からの排泄や便検査での虫卵の有無で、感染しているかがわかります。
無症状の場合もありますが、感染すると慢性的な嘔吐や体重減少、下痢などを起こしてしまいます。



このように単なる嘔吐に見えても、実は重大な病気を引き起こしている可能性もあるので、いつもの嘔吐と油断せず、注意深く見てあげてくださいね!


当院では、定期的な健康診断をおすすめしております。
いつでもご相談させていただきますので、ぜひお声掛けくださいね!
病気から大切な家族を守ってあげましょう!


看護師 和泉



投薬の強い味方!

こんにちは!看護師の榎本です!

最近、予防薬では嗜好性高いお肉タイプのものもあり、わんちゃん自らが喜んで食べてくれるという声をよくお聞きします。

しかし、予防薬よりも投薬頻度の高い内服薬ではなかなかわんちゃん、ねこちゃんが自ら食べてくれることは少ないようです
せっかく体のために飲んでいるお薬でも、投薬のたびにわんちゃん、ねこちゃん、飼い主様にストレスが生じてしまうのはとても残念なことです


そこで当院ではわんちゃん ねこちゃん が喜んでお薬を食べてくれるようにする強い味方をご用意しています。







緑イ貝タブ




































チュアブルタイプなので手がべたつくこともなく扱いやすいです。
チキン味が苦手な子にはこちらがオススメです!
 



























おくすりちょーだい


























水あめのようにねっとりしているので、お薬をしっかりコーティングすることができます!
味はチーズ味なので、わりと気に入ってくれる子が多いです。
 





ピルポケット
2016-09-09-15-11-51



 













チュアブルタイプよりも少し柔らかめで、最初から大きな穴が空いているので、お薬が詰めやすいようになっています。
チキン味なのでお肉が好きな子にはオススメです!
 



サプリネオフレックス

チュアブルタイプで、匂いがしっかりしているため、においのきついお薬でもカバーすることができます。
さらにこちらは、関節のサプリメントも入っているので、関節も気になる子にはオススメです!
 































これら以外にわんちゃん、ねこちゃんの好きなものに包んで与えていただいても大丈夫です!
もちろん、フードに混ぜるだけでぺろっと食べてくれる場合はそのままあげてください



「実は投薬するとき、いつも大変で困っていました 」や「好きなものに包んでいるが、毎日与えるなら体にいいものに包んで与えたい 」など、なにかお困りのこと、気になることがあればいつでもご相談ください!!



ギャラリー
  • 検査機器のご紹介《血液検査編》
  • 検査機器のご紹介《血液検査編》
  • 検査機器のご紹介《血液検査編》
  • 検査機器のご紹介《血液検査編》
  • 検査機器のご紹介《血液検査編》
  • 検査機器のご紹介《血液検査編》
  • 下痢の原因について
  • 下痢の原因について
  • 下痢の原因について