看護師の和泉です。

梅雨でジメジメ、ムシムシした季節ですね(>_<)
室温の調節も難しいですよね。


気温の変化などで、体調を崩してしまうわんちゃんやねこちゃんもいるかと思いますが、緊急事態の時は、何をどのようにすればよいのか混乱してしまう方が多いと思います。


もしわんちゃんやねこちゃんが、病気や事故などで体調が悪くなり、緊急事態の場合、その子がどのような状態なのか慌てずに、落ち着いて教えていただくことがその後の診断や治療において、とても重要になります




もし、病気や怪我などで動物さんの状態が悪い場合は、すぐに動物病院に電話をして、獣医師の指示を受けてください。


また、その子の状態を慌てず、落ち着いてお話できるように、チェックしておく内容をあらかじめ頭に入れておきましょう!




『緊急事態にチェックしておきたいこと』

◻︎今どんな状態なのか
◻︎今の状態になった原因
◻︎意識や反応はあるか
◻︎呼吸状態はどうか
◻︎舌の色はどんな色か
◻︎歯ぐきの色はどんな色か
◻︎身体は冷たいか、熱いか
◻︎おしっこは出ているか
◻︎今まで何か病気をしているか
◻︎痛がる場所はあるか
◻︎歩行が可能か
◻︎嘔吐はしているか(吐いてるものは何か)
◻︎下痢はしているか
◻︎どこか出血はあるか
◻︎食べ物以外のものを食べていないか
◻︎どこか腫れたり膨らんだりしてるか


犬種や猫種、年齢、体重などの情報も必要になってきます。

このような内容をチェックしておけるように、しておきましょう!


事故による骨折や脊椎の損傷内臓破裂などの可能性がある場合は、無理に動かしたり抱きかかえたりすることで、悪化する可能性があります
このような場合、状態の確認は大事ですが、無理のない範囲でおこなってください




いざ、緊急事態になると慌ててしまい、パニックになってしまうと思います。

その子の診断や治療のために、できるだけ落ち着いてお話できるように、こちらも気をつけて対応させていただきますので、もしもの時にはお答えいただけるように、上記のチェックリストを是非頭の片隅においておきましょう!




毎日そばで暮らしている飼い主さまが、動物さんの変化に気付ける1番のお医者さんです!
気になることや心配なことがあれば、小さなことでもご相談ください!




看護師 和泉