2016年07月

皮膚メラノーマ(犬)の手術以外の選択肢

メラノーマ(黒色種)はメラニン細胞から発生する腫瘍で、発生部位により皮膚メラノーマ、口腔内メラノーマ、爪床メラノーマに分けられ、場所によって悪性度が異なります。

皮膚メラノーマは基本的に(85%以上)は良性ですが、粘膜境界部や指先、陰嚢に発生した場合は悪性の挙動を示します。

今回のラブラドールの子は、肛門近くの皮膚に出来た腫瘍を細胞診検査したところ写真のようなメラニン顆粒(黒い点々)を伴った腫瘍細胞が多数みられ、皮膚メラノーマと診断しました。
DSC03394



実は、この子15歳で人間に換算すると100歳を超えます!しかも、数年前に二度の腫瘍切除手術を乗り越えています。すごい!
飼い主さんは、もう手術はせずそっとしてあげたいということでしたが、腫瘍は自壊してしまい舐め壊してしまいます。

そこで、妥協策として全身麻酔をせず、メスで切ったりせず、腫瘍溶解剤などを院内混合した塗り薬を病院で週1回塗って治療してみることにしました。

すると、みるみるうちに腫瘍は壊死を起こし退縮していきました。
スライド2


もちろん、腫瘍細胞の残りは気になるところですが、なんとか工夫をして周囲の細胞まで治療を施しました。

その後、メラノーマは再発しておりません。

スライド3


今回のような治療方法は、全身麻酔や手術もいらない治療ですが、がんの種類や部位、自壊の程度にかなり左右されるため第一選択にはなり得ません。ただし、さまざまな理由で手術が困難な場合や緩和的な目的で選択する場合には一つの手段として有効だと思われます。


院長 萩森


 

今の時期に特に気をつけて欲しいこと☆

こんにちは!看護師の榎本です!
先月よりも一段と暑さが増して夏本番 という感じになってきましたね。

これからの時期はひとでも言われていますが、わんちゃん ねこちゃん も『熱中症』に気を付けてください



そもそも熱中症とは、体温調節がうまくいかず、体温が高い状態が続いてしまうことです。

わんちゃんでは、よく口をあけて「ハァハァ」と呼吸するところをみかけるかと思いますが、これは汗をかく代わりに口から熱を逃がしています!ひとの場合は全身から汗をかくことができますが、わんちゃんやねこちゃんの場合は肉球からしか汗をかけません
したがって、わんちゃんもねこちゃんもひとより体温を下げることを苦手とするので特に気を付けて欲しいです!!!
 




まず、わんちゃんやねこちゃんたちが熱中症にならないための対策として
①炎天下での散歩や激しい運動は避ける
特に夕方の散歩は注意してください!太陽が沈んできて涼しくなっても地面はまだまだ熱かったりします。わんちゃんやねこちゃんは地面からからだの距離が近いので、とても熱を感じやすいので注意が必要です。

②高温多湿の室内や車内での留守番は避ける
少しの時間だけ!と思い、室内や車内で留守番をさせていたら熱中症なってしまった…という話をたまに聞きます。冷房の風がわんちゃんやねこちゃんに直接あたってしまうことはよくありませんが、お留守番の際には涼しい環境をつくってあげてください!

③こまめに水分補給をさせる
涼しい環境だけでなく、しっかり水分補給をさせることも大切です!あまり水を飲みたがらない場合は、フードに水を少し混ぜてあげると飲んでくれることもあります。


次に万が一、熱中症が疑われる場合は応急処置として
①冷房のきいた涼しい部屋に移動して、十分に水分補給をさせる
②冷水で濡らしたタオルや保冷剤を脇の下や内股の付け根に当てたり、冷水を全身にかけて体を冷やす

可能であれば体を冷やしてあげながら、病院まで来てください!!!







安心してわんちゃん ねこちゃん との毎日を過ごせるように、日々気を付けることはとても大切なことです 今年は猛暑になるとも言われていますので、飼い主様もお気をつけください!!


 
余談ですが…
先日、スタッフの岡本と一緒に祇園祭りに行ってきました!これはそのときに撮影した写真です



看護師  榎本

海の日⛵️


看護師の岡本です
この前の三連休最終日、
とても暑かったですね
梅雨明けしたそうですね!
毎日とろけるような暑さですね!

ジメジメした雨降りからは
解放されますが
暑い毎日も大変ですよね

特にわんちゃんねこちゃんにとっては
暑いのは負担が大きいので
部屋を涼しくしたり
ジェルマットやひんやりマットなどで
涼しくしてあげたり
散歩の時間を日が落ちてからにしてあげ、
少しでも涼しくしてあげてください。
日陰を歩くだけでもすごく大違いですね!


私は先日お休みの際に
大学時代を過ごした岡山に行ってきました!
天気がすごくよかったので海に行ってきました!

























とても楽しく過ごした後、
何やら皮膚がヒリヒリしてきました!
数日経つと皮膚がぺりぺりとめくれました! 
普段も気にして
日焼け止めを塗ったりしていますが
そんなに大丈夫かな?と思い
それほど日焼け対策をしてこなかったのですが、
日差しは思った以上に強く
紫外線も強いのだなと改めて感じました!

散歩などの際、動物さんは
私達よりも地面に近く
靴なども履いていない為、
熱が直接身体に届く状態となります( ;  ; )
地面が暑すぎ肉球が
火傷してしまうこともあります!
私たちが感じる以上に
動物さんは暑いと言う事を
頭に入れとかなくては
いけないなと感じました!

散歩に行く前に是非、地面を触ってみてください!
地面が熱くなければ大丈夫です!

体調管理は難しいなと
日々感じる暑さでした!

みなさんも暑さに負けず
わんちゃんねこちゃんと
楽しく過ごしましょう


獣医師不在のお知らせ

8月の獣医師不在日のお知らせです。


【萩森院長】

8月6日(土)午後     学会参加
8月7日(日)            アトピー・免疫
                             アレルギー学会参加
8月9日(火)            腫瘍科研修
8月12日(金)〜14日(日)


【梶村獣医師】

8月3日(水)午後
8月10日(水)午後
8月16日(火)・17日(水)
8月23日(火)午後
8月30日(火)午後


8月12日(金)〜17日(水)はスタッフの人数が少ないため、診察をお待たせする場合があります
ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。



WJVF(西日本獣医学フォーラム)へ参加しました

こんにちは、看護師の和泉です。
暑い日が続いていますが、みなさん体調は崩されていませんか?
熱中症なども起こしやすい時期ですので、体調管理には気をつけていきたいですね(>_<)


7月8日〜10日まで、院長や梶村獣医師、他の看護師達と共にWJVF(西日本獣医学フォーラム)という学会に参加させていただきました。
学会への参加のためスタッフの人数が少なくなり、この間でご来院いただいた飼い主様や動物さん達に、診察をお待たせしてご迷惑をおかけしましたこと、申し訳ありません。。

ですが、ご理解とご協力もありまして、とても充実した学会であり、さらなる獣医療の向上に役立てていきたいと、スタッフ一同思っております!

今後もこのように、学会でお休みを頂くことがあり、診察などでご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、ご理解の程宜しくお願いします!


またゆっくり、ブログでも学会での内容をお伝えしていけたらと思っておりますので、是非ご覧ください!



これは私が受講した、講義で映されたものです。

普段何気なく与えているような物は、わんちゃんやねこちゃんで換算すると、これだけのものカロリーを摂取したことになるんです。

…ゾッとしてしまいますね!!
私も地味にダイエット中なので、食べ過ぎには気をつけます!(笑)


みなさんのわんちゃん、ねこちゃんもご飯やおやつの食べ過ぎには注意してくださいね!
肥満が重大な病気に繋がることもありますので、ご飯やおやつでお悩みの方は、是非スタッフまでお声がけください!



看護師 和泉




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