こんにちは!
看護師の中村です!

この記事を読む前に
16年間ありがとう!①
を読んで頂けたらと思います



つづき…

軟部組織肉腫の手術の前から脾臓にも小さいできものらしきものがあるのはわかっていましたが、小さいものだったので経過観察ということで毎月病院で診て頂いてました。

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ですが、ある診察時にエコーの前に獣医師がお腹を触ると

あれ?
ポコっとしているものがわかる

とのことで、エコーをしてみると
脾臓の腫瘍が8センチを超えていました。
尚且つ腹水も少しあると。

毎月かかさず診察に行っていたのに。。

私自身その時一緒に診察に行けなかったので、母からその話を聞きました。

手術をするかしないか
16歳という年齢を考えると麻酔だけでも怖い
腫瘍を取ったとしても寿命との競争は変わらないんじゃないか

などなど…
麻酔をかけずにできる検査をして、全身状態の確認をしてもらっている間に考えようということで、
時には母と喧嘩になりそうになりながらも話し合い、私は家を出てしまっていたので1番側で見てくれている母の意見を尊重することにしました。


出した答えは…



手術はしない。


15歳の時に手術をして入院したときのごはんも食べない、鳴きまくっていたサリーの様子を思い出すと辛い。
16歳で覚悟はしていたから、後悔はない。
残り少ない時間を思うがままに、サリーらしく大好きな家で穏やかに過ごしてほしい。

母と考えて考えて考え抜いて出した答えでした。

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亡くなって1ヶ月以上経った今こんな穏やかな寝顔の写真を見てやっとこの答えが間違っていなかったと思えるようになりました。

正直サリーはどう思っていたのかわかりません。
ですが亡くなる前1ヶ月弱の間、誕生日プレゼントであげた大好きなベッドの上で穏やかな優しい顔をして余生を過ごせたと思います。

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亡くなる2日前の写真です。

会うたびに泣いていた私が少しの間笑った瞬間の写真で、母が不思議なもんだねと言った写真です。

亡くなる前日には院長にも診てもらえてサリーも安心したのだと思います。

診にきて下さった院長、協力して下さったスタッフの皆さんには本当に心から感謝しています。

息を引き取るときには立ち会えませんでしたが、一人で旅立ったわけではなかったので本当によかったです。

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虹の橋を渡る直前、最後のお別れ前のサリーです。

葬儀の方もすごく親切にしてくださり、見えにくいかもしれませんがお手てに私からの手紙を挟んで下さってしっかりとサリーに挨拶ができました。

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サリーおかえりなさい。


ものすごく泣きました。


動物看護師としてたくさんの患者さんの命の最後を見届けさせて頂いたことがあります。

でもやっぱり
なぜ死ななきゃいけないのか。
死んでどこにいくの?

など、言葉で表せない気持ちがたくさん込み上げてきて
考えても考えても答えが出ませんでした。

今もこのブログを書いていて泣いてしまっています苦笑"


こんな日がいつかくるとわかっていましたし、覚悟もしていましたがやっぱり寂しいものですね。
悲しさよりも、サリーと会えない寂しさの方が大きいです。

でもふとした時に会えるんじゃないか、なんとなく側にずっといてるんじゃないか
そんな感覚でいます。


お葬式後母に言われた言葉があります。

私のような動物看護師が家族にいて本当にサリーは幸せだったと思う。

この言葉にすごく救われました。

私は動物看護師なのに何もできなかった。
側にいてやれなかった。
もっと何かできたんじゃないか。


そんなことばかり考えていましたが、飼い主として1番側でみてくれていた母が言ってくれたので心から嬉しかったですし、これでよかったんだと思えました

サリーが亡くなったことによって、出会った飼い主様にもいつか必ずそんな日が来る時があるけど後悔だけはしてほしくないとも思いました。

なので飼い主としての経験、動物看護師の経験をどんな形でもいいので伝えていきたいです。

サリーは
人として
動物看護師として
飼い主として
すごくたくさん育ててくれました。

何があってもいつも笑顔でいてくれました。
16年間頑張ってくれたサリーには感謝しかありません。

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サリー大好き


まだ若いから関係ないと思うかもしれませんが、この記事がこれからのことを少しでも考えるきっかけになれば嬉しいです。
またサリーと同じく虹の橋を渡った大切な家族のことを思うと辛いとは思いますが、沢山の思い出を思い返して心の整理をしてみてはいかがでしょうか。


長々と読んで下さってありがとうございました!

看護師 中村